給食の歴史
更新日:2024年12月10日
学校給食の歴史に沿って、第二寺島小学校の給食を紹介します。現代の栄養摂取基準に合わせているため当時の献立と全く同じというわけにはいきませんが、給食への興味のきっかけになれば幸いです。
献立 セルフおにぎり(ごま塩・のり) 鮭の塩焼き キャベツの浅漬け風 豚汁 牛乳
自分でおにぎりを作って食べました。
戦時中は国民全体が食糧不足に陥っており、学校給食も停止していました。何も食べられない日も多く、具の無いすいとんや野菜の皮だけでも食べられれば幸せだったという人もいます。東京大空襲があった3月10日の東京都平和の日に合わせてすいとんやだいこんめしを提供しています。
献立 だいこんめし すいとん ふかしいも 牛乳
当時の食事を想像しながらいただきます。
昭和27年、小麦粉の国庫補助や脱脂粉乳の輸入が始まり、全国の小学校で完全給食(パン・おかず・ミルクを出す給食)が始まりました。また、当時は安く手に入り、栄養価も高かった鯨の肉は昭和45年頃までよく使われていました。また、昭和29年には学校給食法が成立し、給食を教育の一環としてとらえるようになりました。
献立 コッペパン くじらとポテトのノルウェーふう たまごスープ みかん 牛乳
昭和40年頃になると、コッペパンだけでなく、揚げパンなどの調理パンやソフトめんなどが提供されるようになりました。揚げパンは大田区の小学校で、欠席した児童にパンを届ける際、栄養をとってもらうために油で揚げ、砂糖をまぶしたのが始まりなんだとか。
献立 きなこあげパン じゃがいも入りサラダ ワンタンスープ 牛乳
昭和51年、学校給食制度に米飯が正式に導入されました。そこから献立の幅も大きく広がります。当時でもやはりカレーライスは人気のメニューだったようです。二寺小の1番人気はやはり二寺カレーですね。
献立 二寺カレー フレンチサラダ いちご 牛乳
平成17年に食育基本法が制定され、学校全体が家庭や地域と連携して食育に取り組むようになりました。適切な栄養摂取だけでなく、食文化や感謝の心、自然を尊重する態度などを養うための生きた教材として献立を作っています。
世界の料理:エジプト
日本の郷土料理:東京都 深川めし
年中行事:七夕献立
手作り和菓子:芋ようかん
図書室×給食室コラボレーション:たこやきフライ